「佐渡國しま海道」は美しく賑わいある佐渡を、 「道」 「街道」 「海道」 をキーワードに、取り戻し、創造し、発信する官民協働の取り組みです。
佐渡は古来より数知れぬ人々の往来する島でした。
縄文の昔には海流に運ばれ、都の栄えた頃は遠流の地とされ、さらに金山や北前船の賑わいとともに人はこの島を目指し、新しい文化もまた打ち寄せる波のように伝えられたのです。
佐渡は長く海上の交差点として、その役割を担ってきました。
そうした島の外との往来に呼応し、島の内にもまた人の行き来 は活発にありました。島民の暮らしや生業のための大小の道は、来訪する旅人の道とも交わり重なりつつ、またこの島の豊かな自然環境とも響き合いながら、美しい地域の佇まいをいたるところに育んできました。
この島の沿道の景観の美しさは、多くの来訪者によって記されています。
このような内外の行き来が育んだ佐渡の道の景観、そしてそれを活かすための活動を、私たちは「佐渡國しま海道」と名づけました。生きている道の景観を守り、失われた道の景観を蘇らせ、そして将来に向けて創り、育てて行きたいと願います。
2004年3月に10の市町村が合併し、佐渡市が誕生しました。これをひとつの契機として、私たちは格差や遅れなど地域の抱える課題を、島全体として考え取り組むための足場をかためました。同時に自然や歴史、文化といった地域の有する豊かな財産を、より多くの人びとと共に大切にすることにも、一層の可能性が開けています。
幸い国土交通省において、「日本風景街道」事業により、道空間を通じての交流や地域づくりへの支援が始まりました。私たちもそれに対し、「佐渡國しま海道」として名乗りをあげるに至りました。
この島の将来に思いを寄せる者同士として、官民にまたがる多様な主体が手を携え、異なる立場や地域を尊重し活かしつつ歩もうという、パートナーシップづくり。
これもまた「佐渡國しま海道」の目指すものです。
美しく賑わいある佐渡を、「道」「街道」「海道」をキーワードに、
取り戻し、創造し、発信する。
ぜひ、この「佐渡國しま海道」にご参加ご協力下さい。
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